とうもろこしな日々
怪談サークル・とうもろこしの会のブログ
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - |
引越し

何かよく分からないけど、とうもろこしの会のホームページが移転したらしい。
僕も会長なんだけど、一切知らないうちに作業が進んで、そして終わっていた。
中学の修学旅行、鎌倉で班行動をしていたら、いつのまにか山の中で遭難しかけていたことを思い出す。
班の皆が皆、誰かが道を知っていると思って、お互いの後を無計画について歩いてただけだったからだ。
それと似たような感じだろうか。

ということで日記も引っ越すそうだ。

http://ameblo.jp/tomorokosinokai/


アメブロというものらしい。
色々なことが出来るそうなのだが、今までと変わらず、日常で卑屈な思いをした時か、ビッグコミックオリジナルで何かの発見があった時、にだけ更新するといった日記になるかもしれないので、色々はいらないかもしれない。

そして、今のこのブログにも、ひっそりと誰にも見られない愚痴を書いていくかもしれないが、いきなり消されてしまうかもしれないので油断できない。


| comments(34) | trackbacks(270) | - |
赤兵衛

赤兵衛っていうマンガがある。
皆大好きビッグコミックオリジナルの一番最後に載っている、3ページ赤2色カラーのマンガといえば分かるだろうか。絵自体は、昔ながらのけっこう上手いタイプのやつ。で、まったく僕の個人的な意見なので聞き流して欲しいのだが、この赤兵衛、これ、日本で最も「え、なに?どういうこと?」って言われた回数が多いマンガじゃないかね。シュールとか難解とか、そういうことではなく、なんつうか、まあ、ギャグマンガ、なのかな、なんだろうかな、まあ、ウンコとかチンチンとかすげえよく出てくるし……お笑い的な?何か?を表現しようとしてる?……のかな?としか言えないような、そんなマンガなのですよ。例えば「なんか目の前に巨大な棒があるから、不思議に思っていじってたら、それ、ただのデカいチンコだったー。ちゃんちゃん」とかね。冗談抜きに、本当にそれだけ。ビックリ。それで1話分なのよ。しかもそのパターン、年に5,6回はあるし。「これ、なにがなんなのか説明しろよ!」3年前、友人から
オリジナルの最後のページを開きながら半ギレされたこともいい思い出。これに比べりゃ、同誌に載ってる「ヒゲとボイン」だってくすぐりどころが了解できる分キチンと笑えるし、「玄人のひとりごと」に至ってはハイパーセンスのギャグマンガと言えますよ。普通どんな詰まらないマンガでも、どういう面白さを狙っているのか位は分かる筈だけど、それすら見えてこないし。もう、このマンガに対抗できるのって藤子不二雄Aの「PARマンの情熱的な日々」しかないのでは。
そう思いながら人生を生きてきたのだが、今週の赤兵衛。これが僕のオリジナル暦の中でも、特にスゴかった。いきなり、巨大な鏡餅が空から降りてきて(なぜかは説明なし)、その底の部分を赤兵衛が刀で切りつける(なんで切ったのかという説明は一切なし)。そしたら、切ったところの周辺が「ぷっくりふくらんで」女陰ソックリになってしまった!女陰底の鏡餅が上空を自由に飛びまわる!たいへんだ!子供に見せるなー!と村中の皆が家に閉じこもってしまう。最後のコマ、なぜか空に巨大な鳥の影が浮かんでいる。そしてテロップ「この後、鳥インフルエンザが村を襲ったのだが、みんな家に閉じこもっていたので無事でした」。完。

なにこれ?


| comments(3) | trackbacks(4) | - |
資源ゴミ


近所のゴミ捨て場に、資源ゴミとして、ギャラリーフェイク全巻が捨てられていた。
その時はチラリと横目にフーンてな感じで通り過ぎてっただけだったのだが、家に帰り、いつものように寝ながらゴロゴロ転がっていると、だんだんムラムラ気持ちが盛り上がってくる。「欲しい」。本棚にギャラリーフェイクがずらり並んでいる生活。布団の中でギャラリーフェイクを読み返している内にいつのまにか眠ってしまう毎日。そんな光景を思い浮かべていると、アラサーでゴミ漁り?どうなの?といった自分の中の小ざかしい意見がどんどんかき消されていく。「うん!」。一声大きくうなずいて起き上がり、足早にアパートの階段を降りる。欲しいと思った時に手に入れなくちゃダメなんだ、本当に大切なものは、ゴミの山の中にこそあるんだ、そう自分に言い聞かせている内に、いつのまにか腕を振り振り全速に近い速さで走ってしまっている。ゴミ捨て場に着くと、ホームレスがギャラリーフェイクの束にビニール紐をかけているところだった。あ……と口の中で呟いて、彼の背後に立ちつくす。そうか、そういうことなのか。いつもそうだ。いつも僕が望んだものは、僕には手に入らないんだ。そして、僕には何も言えない。彼から奪い取ることなど、出来る訳がない。「そのギャラリーフェイクを捨てたのは私です。お願いですから返して下さい」。嘘をつくことも考えたが、そんなことをすれば、僕がさっきギャラリーフェイクが欲しいと願った気持ちを、汚すことになってしまう。それに、僕がギャラリーフェイクを欲しいと思う気持ちよりも、この浮浪者のそれが弱いなどと、いったい誰が決め付けられるのだろう?ギャラリーフェイクの作者、細野不二彦だって、たとえ家が無かったり超臭かったり皮膚が赤かったりする人がいても、そんなことでギャラリーフェイクの読者を選別することなど、決してしないはずだ。ギャラリーフェイクの作者、細野不二彦は言うだろう。「互いに奪い合うことは止めなさい。ギャラリーフェイクは、世界中の皆のものなのです」。その通りだ。それこそが、ギャラリーフェイクを愛する読者のあるべき姿だ。僕に出来るのは、こうして無言ですぐ背後に立って、この乞食に嫌なプレッシャーを与えることだけなんだ。そして10分後、あんまり僕に気付かなかった住所不定無職の人は、きれいに十字に縛ったギャラリーフェイクを両手に持って、去っていった。僕は無言で、今までギャラリーフェイク全23巻があった、言うの忘れてたけど文庫版だったから全部で23冊だったのだが、普通の版だと全32巻だからそこらへん気になった人がいたら疑問もってたら申し訳ないんで、いや32巻じゃなくて文庫版だから23巻だったんですよ、って説明いれといた方がいいかなって思って、説明したんだけど、その文庫版ギャラリーフェイク23巻分があった跡地を見つめていた。すると、ギャラリーフェイクを捨てたのと同じ人のゴミだろう、風の大地の2巻も、すぐ横に捨ててあったのだ。それをボンヤリと手にとり、無心にパラパラめくった僕は、次の瞬間、思わず叫び声をあげていた。
「お、沖田!沖田、お前、キャラが全然違うじゃないか!」
あの沖田が、めちゃめちゃ朗らかでちょっとオトボケな好青年なのだ!グリーンで練習中に勃起がおさまんなくてアッチャー!とかやっちゃってんだよ!?この超ネアカなアンちゃんが、どうして現在の、能面のような冷徹ゴルフマシーンになってしまったのだろう!?不思議!ふ・し・ぎ!ふっしぎー!これは是非とも!すぐにマンガ喫茶に行って!全ての謎を解かなくては!解かなくてはいけない!いけないよ!!よー!!よーよー!!よーよよー!!今度の土日は風の大地祭りだーい!うわっほーい!!


どうなんだろうね。


| comments(2) | trackbacks(4) | - |
録音
 

 

腰の周り、それも左の部分だけに原因不明の発疹が出来てしまった。

イメージとしては、ホヤ貝を想像してもらうといい。いっぱいのポツポツが赤く腫れていて、痛くは無いが、むず痒い。

「それは、ばい菌が暴れているんだよ」

そんなことを近所のオジさんに言われる。

「君の体が、ばい菌を押さえつけられなくなっているんだ」

マジかよ。かなり直接に年の衰えを感じ、リアルに死が近づいていることに気付く。このままではヤバい。例え短い生涯だとしても、自分が生きた証拠のようなものを残さなくては。そんな焦りが一つ、もう一つは副会長から録音レコーダーを借りたこともあって、自分の肉声を収録し始めてみた。僕という人間が生きたことを伝える、いわば、声の遺言だ。

まあ、ただ「あー」とか「うー」とか入れても仕方ないので、怖い話とか、ニュースを見て思ったことなどを吹き込んでみる。聞いてみると、自分がかなりムカつく声をしていることが分かって、なんか逆にいい感じで面白い。ノリノリでかなりの時間を喋り倒してしまった。だが途中で、「僕の声ってこんなに変なんだ!」ってことで新鮮に面白がれるのって、他ならぬ僕だけなんじゃないのか?ということに気付き、他人のリスナーを意識して、音楽も入れてみる。ちゃんと曲にまつわるエピソードや歌手の情報も紹介もするし「東京北新宿、キリっと冷たい空ですが、まあ、逆に気持ちいいかもしれないですよね。僕は、嫌いじゃないですよ。じゃあ、この曲にいってみましょう」自分でキュー出しなんかしてみたりしてね。

こうなってくると人間とは欲が出てくるもので、僕の声の背後で「サー」とか「ゴー」とか鳴っている雑音。いわゆる空気音というやつ。このヒスノイズ(←調べた。プロはこう言うのだ)が、どうしても気にかかる。やはり副会長が持ってるような録音機材では、ショボいのだろう。せっかく僕が僕のムカつく声で収録をしているのに、貧弱な機材のおかげでクオリティが半減してしまうとは!

そんな憤りを感じたのと、そろそろ隣の部屋の人が壁をドンドン叩き出したので、近所のヨドバシカメラまで足を進める。どんなデラックスな機械があるのか、いっちょう見てやろうということだ。僕は悪い意味でオタク的な素養がない人間だが、機材を店頭まで調べに行くのは大好きなのである。まあ、どうせ絶対に買えないのだが。でもヨダレを垂らしながらショウウインドウを覗いていれば、「ボウヤ、それが欲しいのかい?」大物プロデューサー的な人物が買い与えてくれるかもしれないではないか。そして僕のムカつく声が認められて、FMパーソナリティーデビューが決まるかもしれないではないか。そんなルンルン気分で青梅街道を歩いていると、目の前から、白いモコモコしたものを首に巻いた女性の一群が歩いてくる。

しまった。

今日は、あの日だった。そう、深夜に飯を食ったグレムリンみたいな若者たちが、私を見ろ光線俺を見ろビームを出しながら公民館前につめかけ、ビール片手に手当たり次第の奇声を発した後、父親から無断で借りてきたワゴンRに10人以上乗り込んで、ダッシュボードに置いた女どものケータイの過剰なストラップがカーブを曲がるたびにジャラジャラやかましく音をたてながら、国道沿いのラブホに乗り付けて乱交パーティーするという、僕は1ミリも関わりたくないから国民の休日とか言わないで欲しい日。別にトラウマがあるとか思い出したくも無い嫌な記憶があるとか、キラキラ楽しそうにしている若者を見たくないとか、春先にいる新社会人たちのスーツ姿と同じ位こいつらの袴・振袖スタイルも虫唾が走って仕方ないよね、などということは全くないのだが、僕は毎年この日には自らの精神衛生上、決して外に出ないようにしていた。しかし、自分の声を録音することに夢中になっていたのと、このところのダラダラでうっかり曜日感覚を失っていたのとで、このハッピーマンデーの存在をすっかり忘れてしまっていたのだ。

前の方から道いっぱいに並んで歩いてくる、振袖で着飾った女たち。それが当たり前のように、僕が車道に出て、白いモコモコ女らに道をゆずる。たぶん、これから公民館に向かう途中なのだろう。いや、新宿という土地柄、もしかしたらオシャレなパーティー会場くらい行くのかもしれない。その後、国道沿いのラブホどころか、リッツカールトンくらいシケこむのかもしれない。そして僕は。なんで僕は、部屋で一人で、自分の声を録音しているんだ?彼らより遥かに年上なのに、一体なんで、クラスで全く存在感のない中学生が、両親が寝静まった後に自作のラジオ番組をせっせとラジカセに吹き込んでるような、そんなマネをしているんだろう?

結局、ヨドバシカメラに行くのは止めにした。そのまま家に帰るのも嫌だったので、グルっと大久保通りまで回り込み、古本も扱っているゲオに立ち寄る。古い紙と汗が染み込んだ空気の匂いが、やっと僕を落ち着かせる。大判マンガの100円コーナーをくまなく調べてみると、新しいのが数冊入荷していた。『ライジングインパクト』をまばたきもせず熱心に読んでいるホームレスがいた。青年誌コミックコーナーの棚と壁のスキマに器用に挟まって、中腰のまま寝ているサラリーマンがいた。今日は文庫本とスーパーファミコンの在庫も隅まで調べてみることにして、そのまま2時間ほど、僕はゲオの店内を歩き回った。




| comments(1) | trackbacks(7) | - |
ポスター


「アイドルで誰が好き?」と聞かれるのが苦手でした。
いなかったから。巷のアイドルが皆ブサイクと思ってる訳でもなく、女性に興味がない訳ではないけど「テレビと広告に乗せられてキャイキャイいってられっか!」という意地から、可愛いと思う気持ちが芽生えても押し殺すようにしていた訳で。面倒くさいお兄ちゃんだね。他にもよく聞かれるけど聞かれると困る・ムカつく質問というのがあって。その筆頭が、何度も言ってるけど、血液型。やれお前はB型だろうとか、やれO型に見えないとかホザキたてる人がいると「それはキチンと統計をとっているんですか?その上で言ってるんですよね?違うんですか?」なぜかいきなり敬語になって、オカルトを全否定している時の松尾貴史ばりのウザさで理屈をこねながら論破しようとしてしまう。あと「あなた、SとMでいえば、どっちですか?」ていう質問もね。死ぬほど下らない。「なんで二択で答えなあかんのですか?まずその根拠を示してください。私がSかMのどちらかじゃないとアカンのですか?罪なんですか?」オカルトを全否定している時の上岡龍太郎ばりに敬語+関西風イントネーションを駆使して、相手がちょっとプルプル震え出すくらいに苛つかせてしまうのもしばしば。ううん、分かってる。皆どうでもいいことだから何も考えずに気軽に聞いてるだけなんでしょ。分かってるよ、それくらい。普段は大抵のことを「どうでもいい」とか言ってるくせに、普通にどうでもいいことにだけは噛み付くんだよね、この三十路前のお兄ちゃんは。そりゃ久しぶりに会った友達に「正月は派遣村で?」って言われるよ。

まあとにかく本題に話を戻すけど。「アイドルで誰が好き?」ていうやつ。いい思春期を送らなかった関係からか、これまであまりアイドルに興味を持つことがなかった僕。まあそれでもマナカナくらい可愛ければ好きになってもいいかな、と思い、人に聞かれれば「マナカナです」とか答えて適当に誤魔化していた僕だったのだが、ついにドンピシャリな女子を見つけた。、数ヶ月前、家の近所でポスターを見かけた瞬間、それはもうマナカナなど一瞬で忘れるくらいに、この人だ!とビビンときた。きたのだが、いかんせん、そのポスター以外に彼女を見かけることがなく、名前も分からない。かなりマイナーなアイドルなのだろうか、名前も分からない。テレビやCMにも出ていないのだ。今はアイドル業界もインディーズというかアングラというかがあるようで、裾野が広がりすぎていて、ネットなどで調べても皆目分からない。ただ一つの手がかりとして、彼女の所属する事務所からポスターの画像がダウンロードできたので、それをここに貼っておく。





この子




なにしろ僕が生れて始めてくらいに好きになったアイドルだ。
なにか情報を知っている人は、連絡してほしい。


| comments(2) | trackbacks(3) | - |
スピマ
知り合いの知り合いがスピマに行ったらしい。
なにそれ?と言ったら知らない方がおかしいと言われる。
スピリチュアル・マーケット。
通称スピマ、だそうだ。
http://spima.jp/
“年間約60会場、11万人が利用する、日本屈指の癒しイベント。癒しとスピリチュアルの見本市。旧すぴこん”
すぴこんという旧の名称がなんか日本SF大会(ダイコンとか)っぽいが、こっちの開催数は凄い。
年間60ってことは、月に2回は日本のどこかで開催されているという計算になる。
確かに、オカルトのオールラウンドサークルを目指すとうもろこしの会としては、行っておいた方がいいだろう。
ちょうど最近は、スピリチュアルの話題も増やした方がいいと思っていたところだったのだ。
実は何ヶ月か前にも、明治神宮の清正井に足を運んでいる。
あのスザンヌもおすすめの、2007年のスピリチュアル業界で最も話題になったパワースポットだ。



パワー溢れる水をすくう僕



このようにスピリチュアル方面に傾倒していってるのには、訳がある。
2年ほど、とうもろこしの会で怪談をメインにやってきて分かったのだ。
怪談は、モテない。
飲み会などで「僕の友達のAさんから聞いたんだけど……」と話し始めても
居心地悪そうに一話だけ聞いた後に、速攻で話題を変えられるか
僕に慣れた人なら「もういいから」と始めからストップをかけられるか
この2つに、皆の反応が絞られてしまうのだ。
それが2年かけて、ようやく分かった。
そして、そんな僕を尻目に
スピリチュアル関連の話題を提供した人がいると、
その話題のなんともてはやされることか(特に女子から)。
もちろん、怪談自体は今後も集めていこうと思うが
うっかり僕がスピリチュアルで大人気者になったら
「怪談?今はスピマでしょ」
などと言い出すかもしれないので
その時には、この吉田は死んでしまったものと思って頂きたい。

| comments(2) | trackbacks(0) | - |
ロンギヌス

 
さっき、ロンギヌスの槍を探す映画(Vシネ?)が公開されるようだというのをチラっと聞いた。ロンギヌスの槍というのは、磔になっちゃったキリストにとどめを刺しちゃったせいで凄いパワーを持っちゃった武器である。キリストの血を受けた聖杯と同じように、それを持つと世界も征服できるらしい。聖杯に比べたらマイナーかもしれないが、どちらかといえば聖杯伝説よりも聖剣伝説派の僕。そんな僕にとっては、この映画化は嬉しい限りだ。だが、タイトルを聞いて不安がよぎった。「ロンギヌスの槍を探せ!」。そのものズバリ。頭悪い。と思っていたら、やっぱりのアルバトロス配給だった。「都市伝説っぽいけど確実に存在する、しかし謎に包まれた仕事」といえば、レッドブルの車で街中を走り回るドライバーとアルバトロスの配給だと言われている。試しに、アルバトロスが配給したロンギヌスの槍映画調べてみたら、わずか1分でこれこれの2本が見つかった。アルバトロス、ロンギヌス出し過ぎ。この情報を知った時点で、壮大なスケールの本格派聖剣伝説映画という期待は崩れた。まあ今度、一人で全部借りてきて、オールナイト・ロンギヌスの槍映画祭でもやるよ。
| comments(0) | trackbacks(1) | - |
ふんどし

 

ひょんなことから「ふんどし」を手に入れたので使用している。

感想としては以下だ。

利点。ある程度は自由に形態を変えられるので、ブリーフ・トランクスなどの洋ものパンツに比して、一人一人のマイベストポジションを捉えやすい、とは思う。

その反面、トイレがしづらいというデメリットもある。オシッコの時には別にどうとでもなるが、ウンコの時にはさすがに全て取り外さなければならないので、そこは面倒くさい。

また聞くところによると、ふんどし、最近は女性にも人気だという。女性とふんどしといえば、まっさきに宮沢りえが思い起こされるが、それは忘れてもらってもよい。というのも、ふんどし流行の理由というのは、宮沢りえとはいっさい関係がないからだ。実際のところ、今までの女性たちの洋ものパンティーは、全て小さく締め付けるタイプだったので、けっこうキツキツだったらしい。そこで始めてふんどしを着けた時の彼女たちの、あの開放感たるやかくや。お尻が部分がゆるくて頼りない気分だけど、そこもすぐに慣れるから大丈夫。といった理由から流行っているのだそうだ。

確かに、これを男に置き換えてみても、ボクサーパンツやブリーフなどのキュっとしたパンツに比べれば、ゆるさには天と地ほどの差がある。ゆるゆる下着の代表格であるトランクスにしても、足の付け根の内側部分は意外と擦れたりしないだろうか。ズボンとの関係性にもよるが、変な座り方をしたり、ずっと歩き続けたりすると、段々とトランクス自体が上にズレてきて、股の内側が妙な感じで締め付けられたりして、という経験はないだろうか。それがたまらなくいいという人もいるだろうが、下着が擦れたりして痛い、気になる、といった感想を持つ方々は、ふんどしの開放感を試してもいいかもしれない。

しかし、だ。

実は僕は、この点に関しては、あまり感動を覚えなかったことを告白しておく。ふんどしが下着の中でも最もゆるゆるであるという事実は確かだ。皆さんも感動したことでしょう。そこを認めた上で言うのだが、開放感という意味では、ふんどしの上をいくものがある。それはなにか。

ノーパンだ。

ノーパンに勝る開放は無い、そう断言してもいいだろう。僕は外出時もノーパンスタイルが多い。それは体の芯まで底冷えする冬の日だろうが、ボディラインが分かる薄手の服を身につける夏の太陽の下だろうが、変らない。ノーパンは変らない。さすがに大人の偉い人に会うような場合はパンツを履くが、プライベートで一人なら、平気でノーパンで街にくりだす、どこまでもノーパンで行ってみる、そういう時もある。

そんな僕にとっては、残念ながら、ふんどしですら、そう、ふんどしですら、身体を鎖で締め付けるような、そんな下着と言わざるを得ないのであった。

 

アンチェイン・パンツ(パンティー)。

下着の鎖を解き放て。



| comments(0) | trackbacks(4) | - |
新年
 

新年の朝は母親が吹くオカリナで起こされた。

年末ということで故郷の八王子に帰ってみたら、いつのまにか母親がオカリナを吹くことを趣味にしていたのだ。音色のいいオカリナは、そのぶん息継ぎが難しいから、毎日練習しなくてはいけないけどしたくない、という相談をされているうちに年が明けた。あと母親の出身地が大阪なので「ひき逃げ事件って、だいたい大阪だよね」と指摘してみたら「まあ、カッコつけないからね」と言われた。したり顔で。

そんなこんなで年明けから日記を書き始めようと思ったのだが、久しぶり過ぎると書き方って忘れるもんだね。そんな久しぶりの更新といえば、掲示板。とうもろこしの会の掲示板が、この大晦日に半年以上ぶりに書き込みされてた。この掲示板も一切誰も利用なんかしないから全く書き込みがない方がいっそスッキリなのに、荒れ果てた空き地にうっかり生えた雑草みたくたまにエロいことが書き込まれるのが、更にイライラを増して相当ウザったいので、そんな感じで、これからも思い出して気が向いた時にだけいつのまにか更新しようと初日の出に誓いました。
| comments(2) | trackbacks(0) | - |
地獄


『宗教地獄絵 残虐地獄絵』という本を読んでみた。

キリスト教と仏教の地獄を紹介したり、戦争とか神話の怖い絵とかを紹介したり、ヨーロッパの残酷な観光スポットを紹介したり、と一貫性の無い本で面白かった。

中でもビックリしたのは、日本の仏教の地獄だ。
思わず「うひゃあ」と言ってしまったくらい、ぶっとんでる。
なんというか、地獄に堕ちる基準って、こんなにメチャクチャだったんだね、てのが分かった。
まあ一応、殺し・盗み・エロいこと・酒飲みすぎ・仏教を馬鹿にする、みたいな罪が大まかにあって、その罪の大きさで八大地獄のどこに行くかが決まるという設定らしく。そこまでは何となく分かるし知ってたけど、そこからまた更に地獄が細分化されてて、そこら辺の区分けというか基準が、もうよく分からない。

例えば、酒を飲んだり売ったりすると落ちる「叫喚地獄」という場所がある。
現代の感覚でいうと、酒くらいいいじゃんとも思うのだが、その叫喚地獄の中の細かい地獄の内容も、現代人には思いつかないものばかり。

「火末虫処(かまつちゅうしょ)」は、水で割った粗悪品の酒を売った人が堕ちる所だ。そこでは人間がかかる404種類の全ての病気が蔓延し、体内には虫が湧きだして肉を食いつくす。果ては骨の髄までおぞましい虫の餌食となるので、亡者はその苦痛にのたうち回る。そんな苦しみが、現世の時間で4000年も続くという。
罪と罰の割合、アンバランス過ぎ。
酒の水増しなんて、別に謝りさえすれば許してやるよレベルだと、僕は思う。

あと、酒が弱い人に無理に飲ませて、泥酔したのをからかったりすると「火雲霧処(かうんむしょ)」という地獄に堕ちる。噴き上げる地獄の火炎に空中高く舞い上げられ、上空で体を縄のようにグルグル捩じられる苦痛が4000年続く処だ。昔の日本人はアルハラに厳しい。

「雨炎火石処(うえんかせきしょ)」は、焼けた石の雨が降り注ぎ、銅と鉛と血が溶けた川が流れる地獄。その川に投げ込まれた亡者は一瞬にして火だるまになって消滅するが、次の瞬間、冷風が吹いて生き返らされ、また同じ責苦にあう。というのが4000年続く。
ここにはどんな罪を犯すと堕ちるかというと、「象にむりやり酒を飲ませて暴れさせ、周りに迷惑をかけた罪」である。
確かに良くないよ、象に酒飲ませるとか。周りの人とか踏まれちゃうし。良くないことだとは思うけど、そういう想定までしてるんだって驚きが、まず先にきちゃうかな。


他にも、エロいことをすると堕ちる「衆合地獄」とか。
こっちは全体的に2000年の刑期と決まっていて、時間的には飲酒より性犯罪の方が軽いってのも、解せないところではある。
ここの「割刳処(かっこしょ)」は、フェラチオの経験があると堕ちる地獄だ。また基準が……。亡者の口から頭に向かって大きな釘を打ち込み、釘の先が頭皮を破って出てきたところを一気に引き抜くという、何が目的なのかよく分からない場所である。

「悪見処(あっけんしょ)」は、人の子供をさらって猥褻行為をはたらいたロリコン達が堕ちる。今までの中では唯一、深刻な犯罪といえる行為なのだが、ここの責苦がなんというか。
本のまま引用すると

“亡者の前で、生前に犯した子供の性器に釘を打ち込み、亡者の心に大きな苦痛を与えたのち、今度は亡者の肛門に溶けた銅を流し込み、その内臓を焼き払う責苦を与え続けるのである”

なんなんだろうね。
まず、なんで被害者の子供まで拷問するのかよく分からないし、亡者の精神的なダメージを狙うとか、肛門からだけ責めちゃうとか、他よりダイナミックさに欠ける分、本当に陰険でサイコな地獄ですよ。


他がこんな調子だから、最強の地獄である「無間地獄(阿鼻地獄)」は、最高に凄い。
責め苦自体は、火で焼かれるとか獣に食われるとか、まあ他と似たりよったりではある。さすがに人間の想像力では、もうこれ以上の拷問の内容を考え付かないってのもあるからかもしれない。
でも、やっぱりそこは、究極の地獄なんですよ。
さすがに両親を殺したり仏門の聖者を殺したりとかまでいかないと堕ちない地獄なので、決定的に他と違う部分があると、この本では述べている。

“前述の七大地獄では、亡者たちが責め苦の果てに殺されても、また生き返る一瞬には苦から解放される刻があるが、ここではその一瞬もないという意味から「無間」の名がつけられている”

この発想って、なかなか出てこないと思う。
生き返る時の一瞬だけ苦痛が止むかどうかを重要視するって。何千年もメチャクチャに苦しめられ続けるという体験を、かなり真剣に考え続けた末でないと、こういう発想には行き着かないんではないかな。
で、責め苦の内容は他と変わらないといったけど、やはり苦痛のレベルが違う。この一つ前のレベルで「大焦熱地獄」というのがあるのだが、それは他の六大地獄の10倍の苦痛を伴うといわれている。そんなラスボス級の大焦熱地獄だが、この無間地獄は、なんとその更に1000倍に増幅された苦痛だっていうからビックリ。
だって、てことは、普通の地獄の1万倍!
想像の埒外。
しかも更にヒドいことに、ここに辿り着くまでに、普通に閻魔大王から2000年の責めの期間を経た後で、ようやく到着するというから何ともはや。前フリだけで2000年。そして肝心の、無間地獄そのものの責め苦はといえば、どれだけの時間だけ続くか分かるだろうか。
ちょっと、頭を使って、考えてみてほしい。

はい。
いま、あなたが想像した時間。
それ、ちょっと短すぎます。
正解を発表すると。
無間地獄の責め苦が続くのは「一中劫」の間でしたー。
はい、一中劫。
それがどれくらい長いかというと、
一辺が一由旬(71014km)の巨大な岩を、柔らかい布で100年に1度だけ1回払うって作業を繰り返して、その岩が磨り減って無くなるまで。
より更に長い時間。
だってさ。
ここまでくると、「悪いことしたら、こんだけ苦しむよ」みたいな教訓的な意味合いは消えてるな。もう全くピンとこないもん。どこまで凄い苦痛を考え付くか大会になってる気がするけど、どうだろう?


他にも色んな地獄があったから、
皆ももっと調べてみるといいと思うよ。地獄。

| comments(5) | trackbacks(157) | - |
| 1/50 | >>
Recommend
Categories
Archives
Links
Profile